髪を育てるシャンプーの選び方・ドライヤーの使い方
髪のいいシャンプーの選び方
髪にいいシャンプーとは、髪を育てるシャンプーです。
そして、髪を育てるシャンプーを選ぶのに何より大切なのは、潜在の成分を見極めること。
シャンプーの成分の約7割は水と洗剤です。
残りの3割に育毛効果の成分が含まれていたとしても、それはほんのわずかであり、そもそもの洗浄成分がダメージを与えるものであれば、育毛の効果はどれほどのものか……。
洗浄成分としての界面活性剤は、高級アルコールと石けん、アミノ酸の3つです。
このなかの高級アルコールが合成の界面活性剤と言われるものであるのが一般的です。
これはとくに洗浄力が強く、常在菌を殺して皮脂を洗い流してしまうもの。
「ラウリル硫酸〜」「ラウレス硫酸〜」「ラウリルベンゼンスルホン酸Na」と表示されているものなどを指します。
とはいえ、そんなに毎回成分を見るのは大変ですよね。
その場合は、透き通っていないシャンプーを避けるようにしましょう。
髪と地肌がパサつかないように油分を補填しているため透き通っていないなど、合成の界面活性剤の可能性が高いです。
ただし、透き通っていたとしても、オレフィンスルホン酸が主成分のものはかなり洗浄力が強いので、成分表示が上位にある場合は注意しましょう。
一方で、おすすめは天然植物から作られたアミノ酸系のシャンプー。
「ココイル〜」「〜タウリン」「〜ベタイン」が使われていることが多いです。
また、天然素材を使用して作られる「〜カルボン酸」は高級アルコール系ではありますが、極めて刺激が少ないため、選択肢として考えてもよいでしょう。
界面活性剤のすべてが悪ではない
界面活性剤は悪いもの、と認識している人も少なくありません。
しかし、実は界面活性剤のすべてが悪というわけではないのです。
界面活性剤とは、水と油を混ぜわせる働きを持つもの。
界面活性剤の何が悪いのかというと、肌の上に長時間乗せていると皮脂膜の性質を変え、肌や体の負担になることなのです。
前述した界面活性剤のように、強力な脱脂力や洗浄力があるものが多いですが、できるだけ安全なものを選べば問題ないともいえます。
ドライヤーは頭皮にあてない
髪を育てるためのドライヤーの使い方として大切なのは、ドライヤーは髪を乾かすために使い、頭皮には風をあてないこと。
濡れた髪の毛がこすれたり引っ張られたりすると、表面のうろこ状のキューティクルがはがれる、髪の毛が伸び切って傷みやすくなるといったトラブルが発生します。
そのため、洗髪後はドライヤーでしっかりと乾かすことが大切です。
ただし、頭皮は保湿されている状態が望ましいため、ドライヤーの熱風をあてないようにし、乾燥を防ぐようにしましょう。
頭皮をしっかりと乾かさないと雑菌が発生するといわれますが、体温の働きで頭皮の余分な水分は蒸発するので、直接ドライヤーをあてる必要はありません。
ドライヤーをあてるときは、頭皮の直角に風を送るのではなく、髪の流れに沿って上から下、下から上に向けて、頭皮を避けることが大切です。
また、7割程度乾いたら、温風ではなく冷風にするのもポイントです♪
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2023年 11月 18日 | カテゴリー:ブログ