自律神経を整えて腸の状態を改善しよう
自律神経失調症の症状に、繰り返す下痢や腹痛、便秘などがあります。
つまり、自律神経を整えることは腸の状態ん改善につながるといえます。
今回は、多くの人が悩む腸内環境に着目します。
便秘の原因は3つに分けられる
便秘の原因は「腸のぜん動運動不全型」「直腸・肛門型」「ストレス型」の3つに分けられます。
【腸のぜん動運動不全型】
腸のぜん動運動が正常に行われなくなり、食べたものがなかなか腸に進まない状態。
腸内で便が硬化しがち。
【直腸・肛門型】
腸に便が溜まっても、脳から排便の指示が出にくくなっている。
また、出口の筋力が弱く、押し出せない状態。
【ストレス型】
プレッシャーやイライラなどの原因から腸の収縮が鈍っている状態。
便秘と下痢を繰り返すこともある。
便秘で腸が停滞すると悪玉菌が増え、有害物質を発生させ、本来のエネルギー代謝も落ちてしまいます。
すると、太りやすくなる、免疫が低下する、肌のトラブルが増える、大腸がんなどの病気が発生するなど、悪影響ばかり……。
そうならないためにも、自律神経バランスを整えて腸の動きをコントロールしている副交感神経レベルを向上させ、便秘を解消することが大切なのです。
腸内環境を整える食事
腸を健康に保つには「食物繊維」と「発酵食品」を摂るのがおすすめです。
食物繊維には「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」があり、不溶性食物繊維は腸を刺激して、ぜん動運動を活発にしてくれます。
ただし、取りすぎは便秘の原因になるので注意しましょう。
水溶性食物繊維は便に適度な水分を与え、腸内の老廃物をスムーズに排泄する手助けをしてくれます。
また、善玉菌のエサになるため、腸内環境のバランスを整えてくれるんですよ。
便秘に悩んでいる人は、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維を2:8の割合で摂取するとよいでしょう。
【不溶性食物繊維を多く含む食品】
・ブロッコリー
・ホウレンソウ
・イモ類
・キノコ類
・豆類
【水溶性食物繊維を多く含む食品】
・海藻類
・なめこ
・大麦
・熟したフルーツ
・里芋
【不溶性食物繊維と水溶性食物繊維を多く含む食品】
・ゴボウ
・ニンジン
・アボカド
・納豆
・オクラ
また、発酵食品は腸内で善玉菌のエサになるため、積極的に食べたいところ。
特におすすめは納豆!
その他には、味噌やヨーグルト、チーズやキムチなどがおすすめです。
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2023年 4月 1日 | カテゴリー: ブログ