自律神経を整える運動をしよう

今回は、運動をすることで自律神経のバランスを整える方法やポイントを紹介します。
 

ストレッチで自律神経を整えよう

自律神経を整えるのには、ストレッチが大変有効です。

そして、ストレッチは交感神経が優位の午前中ではなく、副交感神経が優位になっている午後に取り入れるのがおすすめ。

午後に眠くなると血管が開いたままになり、血液の滞りが起こるので、それを防ぐのにもぴったりなんですよ。

午後にストレッチタイムを設けると、美容にも自分のパフォーマンスを高めるのにもぴったりです。

ストレッチ方法は以下のとおり♪

1. 体の横を伸ばす
足を肩幅に開いて両腕を上げ、指先をもう片方の手指でつかむ。
正面を向いたまま、斜め左上や真上、斜め右の3方向に3秒ずつ伸びをする。

2. 腕を引っ張る
足を肩幅に開いて両腕を前に出し、片方の手のひらを上にして、その指先をもう片方の手でつかむ。
そのまま腕ごと体の左右にゆっくり振る。

3. 手首を回す
片腕を前に出して肘を直角に曲げ、もう片方の手で肘を固定する。
曲げたほうの手首をゆっくり回すのを左右繰り返す。

4. 足首を回す
膝が直角になるくらいの高さに腰をかけ、足首をもう片方の膝にのせてゆっくり回すのを左右繰り返す。
 
これは学校などで教わってきたストレッチとは異なり、体の端から端まで伸ばすことが可能で、自律神経のバランスを整えるものになっています。

ちょっと眠いな、リフレッシュしたいなというときに、ぜひ試してみてください!
 

バランスと呼吸でトレーニング

自律神経を整えるためには、過酷な筋肉トレーニングは必要ありません。
過度な筋トレをすると筋肉はつきますが、自律神経のバランスが崩れてしまいます。

自律神経のトレーニングでおすすめなのは「アイソメトリックトレーニング」。
いわゆる自然のなかで体をつくるトレーニングです。

自然といってもアウトドアでやるわけではなく、人間本来の体の作りのまま、自然な動きに合わせた形で行うものになります。

特別な器具を使わず、自分の体のバランスや呼吸、動きを意識してゆっくりと行うのが特徴です。
 

運動は余裕があるときに行おう

体をしっかりと鍛えたい人は、交感神経が優位な午前中に体に負荷をかけるとよいでしょう。

ですが、一般の人が体が十分に活動モードになっていないときに運動すると自律神経が乱れるため注意が必要です。

運動には準備と強化、ケアの3つがあり、いかに準備を上手にするかが重要。

もしもどうしても運動したい場合は、しっかりと準備とケアができるような余裕があるときに行いましょう。
  
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